埋め残しなどを処理
気泡の埋め残しなどを個々に撃破していきます。地味な作業ですが仕上がりに響いてくるのでおろそかにすることはできません。
脚の継ぎ目消し
右脚は別パーツになっているのでパーツの継ぎ目を消す必要があります。ズボンが白くて継ぎ目を残すと目立ちやすいのでキッチリ作業をしておきます。
はじめに、パーツを真鍮線で補強して接着し、ペーパーで削って面一にします。段差にはパテを盛っておきます。
脚の継ぎ目消し
整形が終わったら一回サフを吹きます。すると表面がグレーで統一されるので表面の状態を正確に把握することができます。継ぎ目が残っていれば、そこにさらにパテを盛り、乾いたらペーパーできれいに整形してもう一度サフを吹いて・・・を納得するまで繰り返します。
脚の継ぎ目消し
結局サフは3回吹きました。それでもまだ少し跡が残っていたのでちょこっとだけパテ盛りして削っています。削った部分はキャスト地が見えてしまいましたが無理矢理その上から下地用のホワイト塗装を行いました。
写真は継ぎ目の周辺を集中して塗装した状態です。パッと見ではわからなくなりましたよね(笑)。
下地塗装
パーツ全てが整ったらキャラクターホワイトで下地塗装をします。マリアの服は黒っぽい色なのであまり全力で白くする必要はありません。
ですが、肌の部分や、金髪の髪部分などはきちんと白を塗っておきます。
塗装中でも
塗装すると消し残しの気泡が発見されたりします。色が白くなることでコントラストが強くなるからです。気になるものはパテで埋めます。
ズボンの塗装
ズボンの白はサンダーバーズのホワイトで塗っています。ややクリーム色っぽい白です。右脚のパーツの合わせ目は努力の結果ほとんどわかりません。よかった。
シャツの塗装
シャツもズボンと同じ色で塗っています。衣服は肌に近いものから塗っていくのが定石です。