
スケール:1/8
メーカー:海洋堂
1998年完成
「イエローサブマリン千葉店」で展示していただいています。
紅蘭のこと
李紅蘭(り・こうらん)はサクラ大戦(セガサターン)に登場するキャラクターのひとりです。得意技はズバリ、爆発!ではなくてハツメイです。
関西弁をあやつる謎の中国人(笑)ですが、持ち前の明るさで周囲を笑わせる花組のムードメーカーです。
椿ちゃんのところでも書きましたが、最初にゲームをやったときにエンディングとなったのがこの紅蘭でした。
紅蘭のこと
キットは海洋堂のキャストキットです。メガネがどうなっているのか気になるところですが、クリアキャストになっていました。サクラ大戦のキャラクターは各社からキットが出ていますが、似ているキットは結構少ないというのがわたしの印象です。
そんななかで、この海洋堂の紅蘭はかなり似ているナイスなキットといえるでしょう。わたしのオススメアイテムです。
キットはオーソドックスな作りで特に難しいところはありません。変わったところでは、頭のはねた髪が別パーツになっていたということでしょうか。あと、三つ編みがちょっと固定しづらかったですね。いつもは真鍮線を使うのですが、瞬間接着剤のお世話になってしまいました。
一番の山は、やはりメガネです。クリアキャストですが、もう少し透明度が高いとよかったのですが・・・。これでもコンパウンドで磨いて見通しをよくしています。うーん、でもまだイマイチですね。枠だけ作ってしまおうかとも思いましたが、技がないためにできませんでした。しくしく。
メガネは鼻に乗せる部分がちょっとへこんでまして、顔の曲面にうまく乗るようになっていました。この部分に木工用ボンドを塗って固定しています。瞬間接着剤は白く曇ってしまうことがあるので透明パーツにはなかなか使えません。
鼻だけで固定するには心許ないので、ツルもつけてしっかりと固定します。ツルはもとは顔に着いていたのですが太すぎるため削り落とし、プラ板を細く切ったもので作り直しています。
耳のところからレンズの縁にツルを渡し、瞬間接着剤で固定しています。先の発言と矛盾するようですが、ここは瞬間接着剤を使いました。ツルとレンズをくっつけるために仕方なかったのです。曇ってしまうか心配でしたが、幸運にもセーフでした。ふぅ。
肌色は、例によってキャラクターフレッシュ1と2の混色を2色使っています。髪はパープルでフラットベースを混ぜてツヤを抑えてあります。なんか紫にメガネだとアラレちゃんみたいです(笑)。そばかすはエナメル塗料のレッドブラウンで、楊枝の先を削ったものでスタンプしています。
戦闘服はデイトナグリーン、ズボンはサンダーバーズのホワイトです。資料をみるとテカテカのビニールみたいな服のようですが、ちょっと変なのでややツヤ消しのそれらしい仕上げにしました。縁取りはゴールドを筆塗りしています。
この戦闘服シリーズは次々とラインナップが充実してきていまして、花組はカンナを残して全てキット化されています(大神くんもまだですが)。せっかくなので全部揃えたいところです。あとはカンナだけなんですけどねぇ。
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