試し吹きをする
塗料をハンドピースに移したら、試し吹きをして濃度を確かめます。飛び散るような跡がつくのは薄すぎです。ブツブツになるのは濃すぎです。
薄い場合はノズルを細くしぼったり、空気圧を下げたりすれば許容範囲で吹くこともできますが、濃い場合は少しうすめ液を足して調節しましょう。
ホワイト吹き完了
全体をホワイトで塗ってしまいます。下塗りなので完全に白くなるまで吹く必要はありません。
ただ、肌色や明るい色を塗る部分はきちんと白くなるまで吹くようにします。
4月22日
手袋などを筆で塗ることにしました。
塗料をよくかき混ぜて、塗料皿に移します。塗装に使う塗料はこの皿から取ります。
ビンに筆をつけるようなことはしてはいけません。
この他にうすめ液だけの皿も用意します。
筆先を揃える
筆をうすめ液の皿につけて、縁でしごいて筆先を揃えます。水彩絵の具を使うときのように、多すぎず少なすぎずうすめ液を筆に含ませます。
塗料皿で濃度を調整する
筆で塗料皿に取った塗料を溶かしながら濃度を調整します。Mr.カラーは速乾性なので溶剤が揮発して濃くなります。
皿全体の濃度を調節してもすぐに状態が変わってしまうので、筆に含ませる分だけ溶かして使います。
ひと筆ずつ
濃度の調節ができたら塗っていきます。ひと筆ごとに濃度を調節して常に適正な濃度で塗装ができるようにしましょう。
筆が乾いてきたらうすめ液の皿でうすめ液を補充します。まさに水彩絵の具のそれです。
ムラが出てしまいました
平筆を使って塗ったのですが、筆の跡が出てしまいました。仕方がないので、このあとエアブラシで吹き直しました。
4月23日
全体はまだ白ですが、手袋とブーツだけカラーになりました。赤なので目立ちますね。