テープだけじゃない
マスキングはテープだけでするものではありません。面積の大きな部分にすべてテープを貼っていては時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。
写真のように紙を使って腰から下に色が着かないようにカバーするだけでもマスキングになります。
ストッキングの塗装
ストッキングもマスキングして塗り分けています。塗り分け部分のピンクを筆でリタッチした後、もう一度足首から上をマスキングしてスパイクの黒をエアブラシで塗装しています。
エアブラシ終了
マスキングを繰り返しながら、アンダーシャツのピンク、ユニホームの赤いライン、ユニホームのピンク、髪の毛の赤の順に次々とエアブラシで塗装していきました。
すべての色を塗り終えたところで、一度前髪などを組んだ状態の写真を撮ってみました。
牧野も終了
野々原と同様に牧野もエアブラシは完了です。この後は、塗り分けラインの修正を筆塗りで行います。集中力がかなり要求される工程になります。
(その作業をリタッチといいます)
スパイクも塗り分ける
スパイクのラインと靴ひもは筆で塗り分けていきました。黒い地に白い色を塗っていったのでかなり時間がかかってしまいました。
リタッチも終了
筆塗りによるリタッチも終了した状態です。かなりきれいになったのですが、上の写真とあまり変わらないですね(^^;。でも、実物を近くで見るとその差は歴然です(当たり前か)。
瞳の塗装
フィギュアの命ともいえる顔を描いていきます。
はじめに目の縁に沿ってまつ毛を描きます。目からはみ出さないことだけに注意します。まゆ毛は前髪などとバランスを見ながらシャープペンで下描きします。
瞳の塗装 その2
まつ毛の次にキャラクターホワイトで白目を塗っていきます。この時、まつ毛が細く残るように重ね塗りします。この方法だと簡単にシャープなまつ毛を描くことができます。