チャチャ&やっこちゃん

スケール:1/10
メーカー:マックスファクトリー
1997年完成

爆笑!赤ずきんチャチャのこと
 わたしは赤ずきんチャチャは全部で5回分くらいしか見ていないと思うのですが、非常におもしろかったのですっかりお気に入りなテレビアニメとなりました。 少女まんがらしく、コミカルな部分とシリアスな(これは当てはまらないかも(笑))部分のバランスが絶妙で、というか笑えるところが大半なのですが、大変楽しみませてもらったです。 放送でお目にかかったのは少なかったのですが、その後に発売となったCD−ROMを買いましてかなり堪能しました。そんなこともあってこの作品を作ることになったのです。

似てるキットはどれか?
 フィギュアを作る上で一番大事なこと・・・それは似ているキットを買うことです(笑)。そのためわたしは衝動買いはしません。 雑誌などの広告や記事を見て、自分のイメージに近いもの、よく似ているものを選んで買っています。 赤ずきんチャチャも人気シリーズであったので、たくさんのキットがリリースされていましたが、ビッグサイズのものが多くてなかなかよいのがありませんでした。 そんな中、このマックスファクトリーの1/10シリーズはサイズも手頃でなかなかよくできているものだったので発見次第購入しました。 同シリーズでほかのキャラもリリースされていますが、中にはあまり似てないのもあったりします(これは余談か)。

やっこちゃんのこと
 やっこちゃんは春祭に出品したものです。実はこのやっこちゃんがこのキットを買った目的で、チャチャは自分的にはおまけだったりします(笑)。 やっぱいいよねぇ、やっこちゃん(笑)。
 キットは足だけ別パーツのほぼ一体成形です。離形剤を落とした後、パーツを洗っていたら片方の足を流しに流してしまったりしたのは内緒です。 ポリパテで作り直しました。しくしく。目に瞳のモールドが彫ってあったのですが、うっとおしいので削ってしまいました。 工作というのはほとんどないので塗装だけです。この時に初めてデジカメによる工程記録を取りまして、塗装方法という形でホームページに掲載しています。 こんときは借り物のDC−2でした。小さなフィギュアのアップが撮れるという素晴らしさに乾杯です(笑)。服などがブルー系だったのでいつもなら筆塗りにするところでしたが、マスキングでどのくらい塗り分けできるのか?という課題でエアブラシだけで仕上げました。 もちろん、リタッチはしてます。仕上がりは上々。ただちょっとツヤありになってしまったのが失敗でした。むぅ。

チャチャのこと
 チャチャは大祭に出品したものです。おまけだったチャチャでしたが、MLで春祭のやっこちゃんがほしいよーという方がいまして、そんならチャチャもつけましょうということになり急遽作ることになったのでした。 つまり、贈答用ということです(笑)。
 チャチャの場合、問題なのはまゆ毛でした。3つに分かれた前髪の房の間の奥の方に描かなくてはならなかったのです。色々やり方を考えましたが、結局ストレートに筆で直接描きました。 ちょっと曲がったような感じでしたがぎりぎり許容範囲です。その後に髪を筆塗りで仕上げましたが、黄色だったのでまゆ毛を描いたときに着いた色が隠しきれなかったりしてます(T T)。 このほかに苦労したのが瞳でした。いつも通りのプロセスで描き上げたのですが、どうも感じが違うのです。完成写真がついていたのですが、それと比べると明らかに違ってました。 ただ、どこがどうというのではないのです。見た感じ、印象、雰囲気が違うのでした。これには少々困ってしまい、某チャット用掲示板ページで画像を見てもらい色々な方に意見をいただきました。 それをもとに修正を加えまして、なんとかチャチャらしいチャチャに持っていっています。瞳の面積やハイライトの形など数回微調整をしています。あー、でもこのページの写真はピンぼけだねぇ、しくしく。
 ということでなんとか2人揃いまして、大祭の2日目にもらわれていきました。うーむ、里子に出す気分ですな(笑)。大切にしてね!


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