ダイハツMOVE

スケール:1/24
メーカー:フジミ
1997年完成

藤崎号なのでした
 んー、なんでこんなものを作ってしまったのでしょう。動機というのは、職場で一緒のF崎さんがMOVE(当然ほんもの)を買ったことのように思います。 女池のホビーロードへその車に乗っけてってくれたときに買ったので、その場の勢い的な要素が強かったですね。車の山を見てみて「おー、MOVEもあるじゃん」って感じです。

ホームページのネタに
 ちょうどデシカメを買った時期に当たったので、工作過程を記録していってホームページのネタにしようということになりました。 作り始めたのは正月だったはずです(ホームページを見ればわかりますが・・・)。展示会の写真ばかりでちょっとネタ切れ気味だったので大変よい題材になりました。
 資料は、実物のMOVEはいうに及ばず、ダイハツのカタログを借りまして、内装なども充実したものが揃いました。レーシングカーでも軍用でもないただの軽自動車でしたが、このような条件の下でなんかすごいことになっていったのです。
 結果として、出展した春祭においてOBの外道となってしまったのであります(笑)。クリアを5回かけたボディは実車よりも光り輝き、得票しにくいカーモデルながら好評でした。 個人的には、クリアの失敗などがあったりして不十分な部分もあり、失敗したなぁというところも少なくないんですけどね(笑)。

ムーヴのこと
 キットは特別ヘボいということはなく、普通です。内装は最低。それが今の普通ということです。タミヤのキットはそうでもないのですが、ほかのメーカーのキットは内部が箱形になっていて、ドアの内張りとかがのっぺらぼうになっています。 ムーヴもその例に漏れず、ただの板になっていました。せっかくよい資料があるのだからということで、プラ板で肘掛けなどを追加しています。シートの背中にもフタをしています。 そのほか、シートベルトのロックを追加したり、リクライニングのヒンジを追加したりしました。この辺はボディに隠れてしまって大抵は目立たなくなってしまいます。 ただ、工作過程をホームページに載せていることでアピールするチャンスがありましたし、作品を見てもらったときに近くで見たときの違和感をなくす働きがあったと思っています。そういう意味で、この工作は価値があったのではないでしょうか。 当初は、さらにクッションやジュースの缶、荷物などを加えて、ホントにその辺に停めてある車に仕立てる予定でした。最後は余裕がなくなってしまってそこまでできませんでしたが、無理してでもやっとけばよかったですね。
 ボディは実車に合わせてツートーンカラーにしました。キットは黒一色のモデルだったので、ステッカーの色などが一部違ってしまったのですが、それは仕方ないことです。磨いて塗装するだけなのですが、そこは教材らしく(笑)丁寧に塗装しています。 が、仕上げのコーティングで気泡を入れてしまうというポカをしまして、修復のために1ヶ月ほど工程が遅れてしまいました。これがなければ完璧だったんですがねぇ・・・。 また、クリアが厚すぎて、窓枠のモールドにスミ入れができなくなり、塗り分けラインをクッキリさせることができなかったりしたのは秘密です(笑)。


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