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ふりーはーとメールマガジン ==================================2010/11/09

第112号をお届けします。

「Fool on the Hill 鄙の家」http://www.pluto.dti.ne.jp/~wada/

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[ふりーはーとのメッセージ]

● 宗旨替え

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 7年以上,放っておいたのこのホーム 頁,草も生えないくらいに荒れ果ててしまった。もし,たまにでも覗いてみてくださって落胆された昔の読者の方がおられれば,頓首してお詫び申し上げる次第だ。
 7年と云へば,長い年月である。小学1年生は,中学生になっている。

 なんと,小生(ふりーはーと子),来年は年男である。曰く,「歳祝い(第99号)」で書いたかと思うが還暦,本卦還(ほんけがえり)である。うかうかして居れぬ。
 息子たち。二男は嫁をとると,云ひだすは,長男はちゃんと就職する(これは当たり前の話だが)は,来年4月は,えらい騒ぎである。

 そこで,永らく縁を切っておった携帯電話を持つことにした(脈絡不明だ)。別に,関係ないけれども,齢(よわい)80歳を超える老母がなぜか今年の5月ころから,突然,ケイタイが欲しいと云ひだしたのである。
 ならば,ものはついでと云ふものである。小生も買ふことにした。問題は機種である。どうせなら私は,少し変わったものをと目をつけたのがiPhoneである。端(はな),「女こどもの持ち物(別に女性を蔑視している訳ではない。)」とまったくその気はなかったが,いざ注文する段になって事件(ってほどではないが,引っ込みがつかなくなる出来事)が起きた。注文後,ネットを見ると,なんと近日中にニューバージョンのiPhone4がリリースされるとでていた。注文のとき,電話屋は,そのことをおくびにも出さなかった。旧型をうまく売りぬきたいと云ふ魂胆が憎らしい。電光石火,注文のキャンセルと新型の予約を行った。予約日には,家人を予約刻限の前に店に行かせ一番に予約させる始末,本契約,受取の日には本人でないといけないと云ふので,勤めを朝遅れてしまうと云ふ体たらく。結局,初物欲しさからハメられたわけだが。

 新製品の常で,受信機能上のバグ(信号強度の表示の不具合)など,あったが,Appleはケースを無償で配ったり,バグ対策を早急にしたりして,ひとまず対応はして誠意を見せるふりをした。iPadの好調な売れゆきとiPhone4でAppleはひとり業績をのばしている。国内ケータイ各社も類似のスマートフォンで猛追するが,なかなかiPhoneにかなわない。

 グーグルの手によるアンドロイド2と云ふ基本ソフトを載せて,やれギャラクシー(docomo),ISO(au),ガラパゴス(Softbank)とにぎやかである。
 特にガラパゴスとのネーミングは自虐的で面白い。日本の携帯電話は「ケータイ」と呼ばれるがごとく,日本国内独自で進化を遂げてゐるため,誰言うとなく,例のダーウィンの進化論の論拠となったガラパゴス島にちなんでガラパゴスとよばれてをる謂である。

 そんな,こんなで文句を言いながらも,小生,ケータイもどきを携行するはめとなった。ところがどっこい意に反し,便利なのである。音声認識が使い物になり,さはらずとも喋ればグーグル検索してくれるのだ。簡単な言葉なら通訳もしてくれる。ワープロとか表計算の必要な仕事以外,つまりインターネットはiPhoneで充分ことたりる。3十万といわれるアプリケーションも試してゐれば暇つぶしになる。で,パソコンが不要かと言ふとさにあらず,iPhoneの母艦として必須である。

 で,ここ数日前から「twitter」なるものに手を染めた。パソコンで少し弄(いじ)ってみてはゐたが,いつでも触れるiPhoneにアクセスのし易さでは,軍配はあがる。何の意味もない思いつき,現在していることを打ち込んで行く。 PDAのHP200LXで日記ならぬ時記(じっき)を永らく書いてゐたがあの感覚が蘇る。
 「twitter」の基本は開放系であるから,誰でも閲覧可能だ,他人の発言(書き込み)に茶々をいれるのも勝手である。好むと好まざるにかかわらず,さういふシステムなのだ,第三者に公開しないようにしてメール(チャット)として使えなくもないが,これは本来の姿ではない。ユーザ同士のゆるい繋がりが「twitter」の真骨頂であろう。見ず知らずの人にいきなり暴言も吐けないから,なんとなくゆるくゆーるく,つぶやくことになる。

 「今」の時代がそこに,たゆたってゐるやうに見える。

 この「つぶやき垂れ流し」システムに一部で騒がれてゐるような,過大な期待をかけるべきではないと思うが,ひとつムーブメントがおこれば,想像できぬパワーを発揮することも想像でに難くない。

 なあに,他人様(同僚ではあるが)とチャット風につかったのは,本日が初めてなのである。まだまだ感想を述べるのもおこがましい状況である。

 しかし,7−8年前に小生が,この「ふりーはーとマガジン」で,週に一度,辛抱よくやってきたこと(ネットへの何らかの私的情報の吐露)を,実生活の現場でいつでもどこからでも行い得るツールを手にしたことは,喜ばしいことである。
 小生の下らぬ,とるに足らぬ「つぶやき」が多くの方の目に触れて,できれば,フォローされることを望む。
 この一文はメールマガジンからツイッターに移行することへの云ひ訳なり,説明をする意図で書いてゐるのだが,多分,その意は,うまく伝わらないと思ふ。
 オバマが使った,某政治家が叱られたと云っても「twitter」にはまだまだ市民権はない(ように思える)し,小生のそれに対する理解もまだまだなのだから。
 一部にはヘビーユーザもゐて,自分の結婚式をツイッターで自ら生中継した新郎がゐるとか。話題にはことかかないが。
 でも,悟らずとも,判らずとも,こっち(ツイッター)でやって行けそうな気がする。
 それゆえ,敢えて「宗旨替え」をするのだ。

 小生のツイットが載っかっているホーム頁http://twitter.com/jazzywadaをながめて雰囲気だけでも掴んでいただければと願う。 もちろんtwitterアカウント登録してパソコンからの参加も大歓迎である。
@jazzywada と書いて呟いていただきたい。期待してお待ちしている。

 宗旨替へと云ば,自宅オーディオで聴く音楽はJazzと決めてゐたが,最近はブルーグラス Will The Circle Be Unbroken Nitty Gritty DirtBand)などのCDをかけることが増えてきた。今年,春先,無二の親友を亡くした。彼が,小生のオーディオセットでよくブルーグラスを聴いてゐた。いつか,彼と一緒に聴こうと思って小生も最近はアマゾンから何枚もニッティー・グリッッティー・ダートバンドだとか,アール・スクラッグス,レスター・フラット,ジューン・カーター・キャッシュであるとかアリソン・クラウスまで取り寄せていた。一緒に聴くことが叶わぬ今となっては,鎮魂の想いを込めて独り静かに聴き入ってゐる。

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後記:久々に書いたが,あまりの非道いできに,うんざりである。本当のところは昔のように44部配信させていただきたかったが,小生の不注意からメールアドレスが散逸してしまい,それもかなわぬ。
年賀状に若干の情報を記載をさせていただいて,また一からやりなおそうと思っています。
乱文ご容赦。
オーディオの方の首尾でであるが,CDデッキの最新のものを入れてはみたが,思うほどの結果はでていない。みんながmp3フォーンで満足している時代(小生とて,iPhoneとは別にiPodクラシックに3千数百曲の楽曲を入れて常時もちあるいている。)に妙な片意地はらずともよいとは思うが,道楽だからこれはこれで仕方がない。
何故,七年以上もこの頁を更新しなかったかについては,今更,詳細について述べないことにさせていただくが,ご容赦願う。

ワダ

ふりーはーとメールマガジン ================================== 2010/11/10(書き始めてから日にちを,またいでしまった)
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