歯科麻酔学会開業認定医の会(準備会)newsletter Vol.7  第25回日本歯科麻酔学会の「開業歯科麻酔認定医のためのフォーラム」は、予定 通り10月5日(土)より、3階第3会場で16時15分より開催されました。世話人諸 先生方の、これまでのまた当日の大変なご努力により、あのような予想を遥かに上 回る大盛況(70名以上の参加がありました)のうちの終えることが出来たことは本 当にうれしいです。 今回、私は会場入口付近で受付と人員整理のようなことをしていましたが(後半ち ょっとキレてしまって出しゃばってしまいました)、会場付近を通り過ぎる一般会 員の間からは、盛況に驚きの声が挙がったり、自身もこれから開業するので聞いて いこうという方が多かったり、開催したということそのものの効果はやはり絶大で した。学会サイドからも、染矢会長のご丁寧な挨拶をはじめ、金子理事長、城次期 会長、椙山教授、見崎助教授などが訪れて下さり、盛況を目の当たりにして、この フォーラムの開催意義を十分に認めて下さったものと思います。 以下、来年につながることとして、当日の反省点を挙げれば.... ・やはり何と言っても、本番の抄録集にこのフォーラムの詳細を載せることが出来 なかったのは、宣伝不足という点から残念でした(全て私の責任です)。先程述べ た一般会員の反応という点でも、「こんなの知らなかったぞ」という声が少なくあ りませんでした。手仕事での宣伝には限界があり、抄録集への掲載に勝る宣伝はあ りません。 ・スライドというのは効果的なpresentationですが、反面かなり一方的、上意下達 的になってしまい勝ちです。結果としてスライドで場内を暗くする時間が長くなり すぎた嫌いがあります。ホワイトボードの活用と併せて、スライドの使用には細心 の注意を払うべきではと思われました。 ・椙山教授に指摘されたのですが、論点がややぼけ気味という声がありました。現 在開業認定医が抱えている問題の整理列挙という点で、いろいろな問題点を挙げる という目的があったのですが、例えば「歯科麻酔の医療経済学」のように、テーマ を絞った方がより参加者の声が得られやすかったかも知れません。 その他、「問題発言予想者対策」、日程の再考など、具体的な運営上の反省点はい くつかありますが、初めてとしては予想以上のスムーズな運営が出来たことと思い ます。これも司会の足立先生はじめ、皆さんのチームワークと熱意のたまものであ ると、感謝しきりです。 あと、今後のことでいくつか報告・提言があります。 1.当日昼に、橋場先生・波多野先生と一緒に、城教授に来年度のことを打診したと ころ、非常に好意的なお返事をいただき、時間枠と会場の提供をお約束いただけま した。今年の反省を踏まえて、出来たら1日目の16時半頃〜18時半くらいの時間が とれればと思います。 2.来年度の準備企画などは、橋場・波多野両先生に川田先生を加えて、北海道東北 地区担当、という形に出来ればと思います。橋場先生と話し合ったのですが、来年 度は担当幹事、のような形で橋場先生にいろいろお願いすることになりますが、今 年のさまざまな反省点その他を踏まえて、どうか皆さん担当幹事に惜しみないご援 助ご協力をお願い申しあげます。 3.私が準備していく過程で非常に苦労したことの一つに、連絡網の整備が十分でな かったことがあります。ご遠方の橋場先生のことも考え、今後は幾人かの「地区代 表」に連絡すれば、そこからまた各地区に情報が伝達されるように出来ればと思い ます。現在のところ以下のような連絡網(案)が出ています。 橋場−川田(北海道)   *橋場先生から連絡を直接もらう人間を絞っても、正確に    波多野(東北)    情報が伝わるように、ということと、関東関西は人数が    篠塚、福田(関東)  多いので、幾人かで話し合って連絡形式、連絡範囲を    望月(東海)     決める必要があるのではと思います。差し当たって、    足立、清光(関西)  関東は篠塚先生、関西は足立先生に窓口になっていた    山本(紀伊、四国、中国)   だいてはいかがかと思います。    氷室(北九州)    松本(南九州)     4.学会当日、小松病院歯科口腔外科の藤喜久雄先生より、病院歯科も開業認定医の 会に倣って、連携活動を始めたいのだが、というご相談をいただきました。病院歯 科麻酔科医と開業認定医では、抱えている問題に微妙な違いもありますが、今後「 非大学歯科麻酔科医」の情報交換、連携も視野に入れた活動の必要が出てくるかも 知れません。 5.宣伝の必要性、ということを上述しましたが、差し当たって10/15発行の学会誌 5号広報欄に、先日皆さんにご相談したニューズレターが掲載されます。なかなか よいタイミングだと思います。福島広報委員長に学会会場で交渉した結果、翌年の 第2号に、橋場先生が書かれる、今回のフォーラムの様子と次回の計画についての 一文を掲載していただけることになりました。 6.今年ほどではありませんが、やはり新たな面々との出会いや、具体的な企画運営 のために、数回は皆で会って話し合う機会が持てればと思います。来年のリフレッ シャーコースが差し当たっての目標となるかと思いますので、橋場、波多野先生よ ろしくお願いします。 7.再来年の九州ですが、緒方先生、松本先生はじめ球種地区の開業認定医からは、 早くも積極的なご意見をちょうだいしています。長崎の学会での準備委員長となる 鮎瀬長崎大助教授にも、このような企画の必要性を話してあります。反応は非常に 好意的でしたが、長崎の学会は水曜日木曜日の開催ということで、私を含めて開業 医にはかなり厳しい日程ではないかと懸念されます。 以上、散漫になりましたが、今回のフォーラムの総括と次回への提言をさせていた だきました。最後にもう一度、世話人の先生方に心よりお礼申し上げます。フォー ラムがうまくいったことよりも、先生方のような素晴らしい開業認定医に出会えた ことの方が、私にとっては何倍もうれしいことでした。来年の担当幹事へのさらな るご援助、ご助言ご協力をお願いして、今回の結びと致します。どうもありがとう ございました。 なお、来年の運営その他につき皆さんの意見を歓迎します。橋場先生宛に奮ってお 寄せいただければ幸いです。また、連絡網に関して、上述の案でよろしいでしょう か?当日の反省を含めて、ご意見を頂戴したいと思います。   「開業歯科麻酔認定医のためのフォーラム」準備委員会(仮称)事務局               〒424 清水市桜橋2-1 望月歯科内                     TEL&FAX 0543-65-6561                     E-mail:VFE16025@niftyserve.or.jp