SuperTrombone


　ジムピュー，デイブバージェロン，コンラッドハーウィグ，デイブテイラーという４人のトロンボーンセクションがこのバンドの主役です。デビッドマシューズが編曲を担当していて，他にロビンユーバンクス，レイアンダーソン，クリフアンダーソンという３人のトロンボーン奏者がソリストとして参加しています。バリバリのアンサンブルを期待して聞くと肩すかしを食らいますが，なかなかかっこいいバンドです。たくさんのトロンボーン奏者が参加しているので，１枚でたくさん美味しいアルバムということができます。願わくは，２枚目のアルバム１曲目のようなバリバリのアンサンブルをもっと聴きたいものです。

アルバム紹介

Super Trombone

　このグループの１枚目のアルバムです。初めてのアルバムということで無難にまとめたアルバムという印象があります。ゲストソリストの皆さんは，１曲目からガンガン飛ばしています。
 
演奏曲目 参加ミュージシャン
1.SHOOT FROM THE HIP<David Mathews>
2.SENOR BUES<Horace Silver>
3.NIGHT TRAIN<Jimmy Forrest>
4.SOLAR<Miles Davis>
5.DOODLIN'<Horace Silver>
6.OPUS DE FUNK<Horace Silver>
7.I DON'T WANT TO CRY<David Mathews>		 Trombone
Jim Pugh，Dave Bargeron，Conrad Herwig
BassTrombone
Dave Talor
Piano
Bill Mays
Bass
Eddie Gomez
Drums
Lewis Nash
Guests(TB)
Robin Eubanks,Ray Anderson,
Cliff Anderson

Hello Young Lovers

　２枚目はJ.J.JOHNSONのアドリブフレイズをハーモナイズするというこれ系バンドのお約束をしてくれています。１枚目のアルバムに比べるとアンサンブルも多く，トロンボーンアンサンブルらしいアルバムになっているように感じます。
　基本的に僕はアンサンブルが好きなので，１曲目なんか鳥肌モノです。
 
演奏曲目 参加ミュージシャン
1.Hello Young Lovers<Richard Rodgers>
2.Funky T-Bone<David Mathews>
3.Milestones<Miles Davis>
4.The Return Of The Prodigal Son
<Harold Ousley>
5.Hog Callin' Blues<Charles Mingus>
6.Julie<David Mathews>
7.It's All Right With Me<Cole Poter>		 Trombone
Jim Pugh，Dave Bargeron，Conrad Herwig
BassTrombone
Dave Talor
Piano
Bill Mays
Bass
Eddie Gomez
Drums
Terry Clark
Guests(TB)
Ray Anderson,Robin Eubanks,
Cliff Anderson

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