Taku幕張町Gallery

PLAN 


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道路側からの外観

平屋で床面積15坪とコンパクトな外観ですが、南側の軒を深く取り屋根がのびやかに覆うように考えました。
外壁は杉板横張に自然オイル塗装、屋根はガルバリューム鋼板タテハゼ葺きです。

展示室(1)から展示室(2)方向を見る

壁はドイツ漆喰塗り仕上げ。2.3mの高さで木の無目を回し、その中にピクチャーレールを仕込んでいます。
天井は骨組みの垂木と屋根下地の野地板がそのまま見えるようにしていますが外断熱にすることで充分な断熱性能を確保しています。

展示室(2)

作品をなるべく多く展示できるように壁に大きな窓は設けられませんが、高い位置にトップサイドライトを設けてなるべく自然光を取り入れるようにしています。

展示室(2)から展示室(1)方向を見る

床はコンクリートの上に大判のタイルを張り、土間コンクリートの中に冷温水を通すパイプを仕込んでいます。ここに外部に設置した電気のヒートポンプ(エアコンの屋外機のようなもの)で冬は温水、夏は冷水を通して、コンクリートに蓄熱しながら冷暖房を行います。

作業室

作業室の床を40cmほど上げて畳を敷き、これをベンチ代わりにして作り付けのカウンターで写真の編集作業を行うようにしています。
畳3畳程の空間は仕事が遅くなった時の仮眠のスペースにもなります。

バスルーム

簡単に入浴できるバスルームも設けています。日常的に使う浴室ではないので、トイレ兼用のいわゆるスリーインタイプですが、来客用のトイレも兼ねているのでユニットバスではなく、現場で作るようにしました。