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1998.8


※「春星」とは『草枕』の第11章の冒頭「山里の朧に乗じてそぞろ歩く。観海寺の石段を登りながら仰数(あおぎかぞう)春星(しゅんせい)一二三と云う句を得た」から名づけられています。この句を得て、「石磴を登りつくしたる時、朧にひかる春の海が帯のごとくに見えた」という、みかん園から有明海を見晴らすごとき場面です。
明治30年の大晦日。当時五高教授夏目金之助は同僚山川信次郎と小天温泉を訪れ、前田家別邸に逗留。正月の数日を「温泉や水滑らかに去年の垢」とのんびり過ごし、明治39年、この体験を素に「草枕」を発表しています。
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「漱石・草枕の里」   http://www.kusamakura.jp
「春星」バックナンバー (2007年5月=1号〜最新刊2020年4月=17号)
17号 2020.4 6頁
16号 2019.4 8頁
15号 2018.4 8頁
14号 2017.4 8頁
13号 2016.4  6頁
12号  2015.4
11号 2014.4 6頁
10号  2013.4
9号  2012.4
8号  2011.4
7号  2010.4
6号 2009.10
5号  2009.4
4号 2008.10
3号  2008.4
2号  2007.9
1号 2007.5
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